2021-03-24 第204回国会 参議院 本会議 第10号
東西冷戦時代を含め、日米同盟がアジア太平洋地域の平和と安定の礎となってきたことは言をまちません。しかし、昨今、インド太平洋地域の安全保障環境は大きく変貌し、日米同盟が支える平和と安定が揺るがされかねない危機に直面しています。 最大の要因は、力を盾に国際法違反もいとわず一方的に東シナ海、南シナ海などで現状変更に動く中国の存在です。
東西冷戦時代を含め、日米同盟がアジア太平洋地域の平和と安定の礎となってきたことは言をまちません。しかし、昨今、インド太平洋地域の安全保障環境は大きく変貌し、日米同盟が支える平和と安定が揺るがされかねない危機に直面しています。 最大の要因は、力を盾に国際法違反もいとわず一方的に東シナ海、南シナ海などで現状変更に動く中国の存在です。
東西冷戦時代の米ソ関係の下、当時の日本が置かれていた安全保障関係の下で辛うじて成立したにすぎない過去の、今の時代には適合しない訓詁学的な憲法解釈、法解釈は百害あって一利なしだと考えます。 国民の命、国の独立と繁栄に責任を持つことが責任政党の取るべき態度だと考えます。
ただ、こういった問題を若干遡って見たときに、やはり東西冷戦時代が終えんしてからあるいは平和な時代が来るのかなというような思いも当時ちょっとありましたけれども、しかし、その後、特に日本近郊のアジア諸国の経済発展が目覚ましい状態で発展してきたということをバックにして、それぞれの国々は自分たちの主張をするようになってまいりました。
時代の流れが、本当に東西冷戦時代のそういう時代、そしてまた中国の存在が全く違う次元の時代、やはりそういう時代のあり方と、現代の国際環境、日米の環境、アジアの環境を考えたときに、私は、こういう分野において日米がしっかりとタッグを組んでいる、お互いかなり深い次元で技術協力できている。
自衛隊の根本的な性格が変わるわけではありませんけれども、その重要性はやはり格段に増しておりまして、それを表現する言葉として、かつての東西冷戦時代の、存在することに意味があった自衛隊から、今、現在のさまざまな環境変化の中での機能する自衛隊へと変貌しなければならないことは、これは大変適切な表現であると思っておりまして、こういった点を特に具体的に国民の方々に説明していくことが大事じゃないかと思っております
そこへもってきて、技術革新というものも、東西冷戦時代と冷戦後においてはもう技術革新が全く違ってきておりまして、それに対する対応が日本は後れた、アメリカはそれに適応に乗っていった、ヨーロッパはそれに対して少しは後れたけれども、やっぱりそれに順応していったところでございますが、日本は、五十年にわたる長い高度経済成長のその余韻の上に、成功例に酔っておってその意識が全くなかったということが、それが日本の現在
ところが、東西冷戦時代、日本は、朝鮮戦争を契機にアメリカと日米安保条約なる軍事同盟を結び、再軍備を開始し、今や海外最大の拠点と言われている米軍基地が日本に置かれ、そして世界有数の軍事力を自衛隊という名で持つようになってきております。憲法の空洞化は、冷戦時代、確実に進んできたわけであります。この空洞化について、歴代政権は世界内外の人々に対して大きな責任を負っております。
第二点、これは言うまでもなく、東西冷戦時代の援助競争から、今や各国が役割を分担しながら援助を協調していこう。簡単に言えば、少ない資源、お金、人材をいかに有効に使おうかという時代にもう入っているかと思われます。世界銀行などが主導しての援助協調の動き、これはプラスもマイナスもあると思います。これにどう対応するかということが問われているかと思います。 第三点、開発協力のアクターの増加。
また東西冷戦時代にはありませんでしたいわゆる昔の社会主義国に対する援助も最近は出てきておりまして、それがアジアのシェアを減らしている一つの要因でもございます。 東アジアに対します経済協力は、これらの国が現在世界の成長の中心とまで言われますような開発に成功しておりますけれども、我が国のODAはそういった東アジアの成長を助ける上で大変大きな役割を果たしてきたと思います。
今日まで東西冷戦時代からポスト冷戦時代へと大きな情勢の変化があったわけでありますけれども、このACSAの締結によりまして今後日米安保体制の運用上の前進が図られる、こういうように評価をするわけであります。
東西冷戦時代の対策として理解できないこともないのですけれども、今後は、今回の改正で、外国人と結婚した外務公務員について、配偶者の国籍によって任地等の面で不利益を、こうむることはないのかどうか、この点についてお伺いします。
北東アジアにつきましては、かねてソ連、現在のロシアでございますが、ソ連時代に、何度かソ連がアジア安保でありますとか北東アジアについて提案をしたりいろいろ発言をなさったということがございますが、それは東西冷戦時代でございまして、そうした提案はほとんどそれ以上話が進むということはなかったわけでございますが、今国際社会がこういう状況下になれば、アメリカもロシアも中国も皆参加をして北東アジアについて考えるということができる
○玉沢国務大臣 従来の防衛大綱は、御承知のとおりでありますが、やはり東西冷戦時代、日本が侵略をされるという場合を想定をいたしまして、限定・小規模・独力対処、こういうことに重点を置いて大綱が構成されておった。東西冷戦時代が終わりまして、国際情勢は必ずしも平和だというわけではないと思うんですね。やはり地域紛争もありますし、宗教戦争もありますし、いろいろな紛争というものがむしろ噴き出してきた。
それから三つ目は、政治家でございますのでやはりこういう科学の利用というものが、東西冷戦時代もあったわけですけれども、人類全体の対立構造ではなくていい方向に持っていくために政治的に必ずうまく利用できるものなんですね。それは人類の英知だと思いますので、それを専門家の技術と結びつけていくことを政治家として使命の一つにしたいというふうな観点で生活者と申し上げました。
東西冷戦時代におきましては、P5内におきます拒否権の行使によって機能が停止をしてしまうということがしばしばあったと言われております。しかし、今日のように東西の対立、冷戦が終えんを遂げますと、今は拒否権が行使されるということは極めてまれになっております。五カ国はそれぞれ真剣に自分自身の責任において議論をいたしておるわけでございます。
東西冷戦時代、我が国の安全保障政策は、ソ連の拡張主義的政策に対して西側の一員としていかに対応するかを焦点にしてまいりました。このため、国内的には西側の一員として国際社会の平和と安全への貢献を重視する勢力とこれに反対する勢力に二分されてまいりました。 冷戦の終結とそれに続くソ連の解体は、我が国が戦後の国際的、国内的環境の拘束から解放されたことを意味いたします。
そういう仕組みが東西冷戦時代にはココムという形でありましたが、それが三月いっぱいでなくなったと。その後、形はなくなって、一応その趣旨は踏まえて各国ともそういう方向で動いているというふうには聞いているのだけれども、そこは我が国にとっては重要なポイントでありますから、現状はどういうふうになっておって、今後どういうふうな形で対応していこうとするのか。大臣でもどっちでもいいですから、言ってください。
○大木浩君 社会主義とか資本主義とか余り経済的な言葉だけで使うのはどうかと思いますけれども、少なくとも私は、東西冷戦時代というのは、自由民主主義諸国、いわゆる自由圏諸国と、共産圏といいますか社会主義諸国といいますか、そういった二つのブロックがあって、簡単に言えば東側の社会主義ブロックの方が崩壊したというふうに私は理解しております。そうじゃないんですか。
これも東西冷戦時代ではなかなかやれないことであったけれども、それを断固として力に訴えてやった。これに対して国連安保理はすぐに行動することができなくて、結局アメリカの力によって世界の警察官ということで今度はイラクを押さえつけた。
東西冷戦時代、我が国の安全保障政策は、ソ連の拡張主義的脅威に対して、西側の一員としてこれにいかに対処するのかを焦点としてまいりました。このため、国内的には、西側の一員として国際社会の平和と安全への貢献を重視する勢力と、これに反対する勢力に二分されてまいりました。 冷戦の終結と、それに続くソ連の解体は、我が国が戦後の国際的、国内的環境の拘束から解放されたことを意味します。